個別指導塾の短所

授業スタイルに関する短所

個別指導塾の短所として挙げられるのが、周囲にライバルがいないことです。競い合う相手がいないので孤独を感じやすく、モチベーションが沸きにくくなってしまいます。自分が集団の中でどの程度のレベルなのか知ることも難しいです。しかし、塾の中には全国模試を受けさせている場合もあります。模試の結果を見ることで他の生徒の存在を意識し、周りに差を付けようとやる気を生み出すことにもつながります。また、普段から周囲に人が少ない環境で勉強しているために、集団の空気になれていないことも注意が必要です。入試本番時の雰囲気に飲まれてしまい、力を出せなくなっては問題です。経験を積むためにも模試を受ける機会があれば、積極的に挑んでみるのが良いでしょう。 個別指導塾には生徒の理解に合わせたペースで授業を進められるメリットがありますが、ペースが遅くなりやすいという弱点もあります。基礎を丁寧に勉強し、苦手分野を克服しようとしているのなら良いのですが、やはり授業時間には限りがあります。受験や定期テストなどの何らかの目標を持って塾に通い始めるケースが多いでしょうが、ゆっくりとしたペースでは目標に到達できなくなるかもしれません。自主的に勉強し、遅れが出ないようにするための努力が必要です

塾や先生に関する短所

先生との信頼関係を築きやすく、気軽に質問できる関係を作りやすいですが、馴れ合いの関係に陥ってしまうケースがあります。先生とのおしゃべりに時間を費やして勉強時間が短くなってしまっては問題です。また、先生の質がまちまちだという注意点もあります。しっかりとした研修制度がある塾もありますが、アルバイトの講師という場合も多く、質の悪い先生と当たるケースも少なくありません。個別指導塾では先生の変更が可能なので、もし先生と生徒の相性が悪いと感じているのなら、別の先生に変えてもらうのが良いでしょう。 集団指導塾と比べて料金が高い傾向があるのも個別指導塾のデメリットです。先生と接する時間が長いですが、その分お金がかかってしまいます。さらに、料金はケースごとに異なり、事前の面談で授業内容や回数を決定するまで分からない場合が多いです。個人ごとに適した授業をするために、どのような授業を受けられるのか分かりづらいという塾も多く、塾を選ぶ際の判断材料が少ないのも問題です。塾選びに不安を感じるのなら、体験期間や成績保証制度を設けている塾を選ぶと良いでしょう。プロの講師による指導が受けられるかも確認することもポイントです。